お知らせ

学校教育にコーチングを取り入れる

2021年8月20日

8月5日(木)奈良教育振興会主催で「第37回教育セミナー」の中でお話をさせていただきました。テーマは「日本航空の経験を通して ~コーチングや接遇マナーの大切さについて~」。

お声を掛けていただいたのは随分前でしたが、コロナ感染対策をしっかり行った中で予定通り開催されました。当日は、保・幼・子ども園・小・中・高等学校、並びに特別支援学校の教職員、職員、PTAの方々など沢山の方に参加していただきました。

約34年に及ぶ日本航空CAとしての職務の中で、特別な乗務として経験した天皇皇后様特別便(現上皇上皇后様特別便)や首相フライトの中で得たこと、CAの訓練ではどのようなことをしていたのか、そしてお客様に対するおもてなしとはどのようなことを心がけていたのかについてお話をしました。

特に教育現場ではTeachingとCoachingを組み合わせて子どもたちに接することが重要だと思っています。何かが起こった時に、「叱る」よりも「言い聞かせる」、 「叱る」よりも「聴く」 姿勢が大切だと考えるようになりました。子供たちにガンガン怒るよりも、まず事情をよく『聴く』『承認する』→どうすれば良いのか『自分で考えさせる』→それを『実行する

これらはコーチングの基本スキルですが、こんな姿勢で子どもたちに接したら、きっと自発性のある、活き活きした子どもになると思います。先生も楽になるし、先生と子どもの信頼関係も強くなります。

セミナー終了後、コーチングを実際に受けていただくプランを考えました。コーチングの重要性については理解しているが、まだコーチングを受けたことがないという先生が多かったからです。8名の希望者が申し出てくださったので、早速セッションを行いました。そして、改めて思ったのは、コーチングを学校教育に取り入れる重要性です。

今後、教育現場にコーチングを導入する活動を進めていこうと思います。うちの学校でもコーチングの話をして欲しいというご希望があれば伺いますので、どうかご連絡ください。