お知らせ

「子育てに活かそうコーチング」の講座を行いました

2021年12月8日

奈良県教育振興会からのご依頼をいただいて、「令和3年度奈良市家庭教育講座」で講演を行いました。
テーマは「子育てに活かそうコーチング」。

コーチングという言葉や考え方は一般的になってきたとコーチである私は思っていますが、まだまだ不十分。もっとコーチングを色々な分野で使ってほしいと思っています。そんな強い思いがあるので、教育振興会からお声をかけていただき、子育て中のママやパパを対象にお話しをさせていただきました。

内容はこんな内容です(パワポの1枚を添付します)

「コーチングとは?」から始めて、子育てにコーチングの技術(傾聴・承認・承認)を活かす。そして子どもが自分の思うように動かないときに怒りがちだけれど、「言い聞かせる」ことが必要。怒ることはママやパパの状態に影響しているのではないか。ママやパパが「精神的に落ち着いていて、穏やかで安定している状態であることが大切」。怒る時に、自分の怒りを瞬間的に爆発させるのではなく、6秒間のアンガーマネジメントを行ってみる。実際には、どうするか・・・というようなお話をさせていただきました。

参加してくださった方のアンケートです。

●こどもを「未熟。大人が導かなければならない」と上から接するだけではダメだと改めて感じました。こどもであっても対等に話して、聴けるように努めます。
●コーチングに関して詳しくお話ししていただき勉強になりました。「自己基盤力」本当に大切だと思います。子育てをしている年代の私たちは、褒められることが少なく育ってきているので、そのまま我が子の子育てにしています。私たちが変わらなければ!と思いました。
●子育てに則いかすことのできるお話で興味深く聞かせていただきました。言葉の持つ重みを理解し、穏やかな心で子どもと向き合い、話をよく聴き対話し、よりよい信頼関係や親子関係を築いていきたいと思います。
●子どもを今育てている状態で為になる事がたくさんありました。怒りの抑え方なども勉強になったので、今後試していこうと思います。子どもをコーチングするという新しい意識が芽生えました。
●怒りのコントロールのしかたについて話が聞けて良かった。具体的な声かけも教えていただき実行できそうです。

アンケートの一部をご紹介しました。

コーチングの考え方、スキルは子育てに活かすことができます。まず自分の自己基盤を整える、そして子どもの考えや意見、思いを十分聴いて、承認してあげる。ここからスタートすると、より強い信頼関係が生まれると思います。