毎年行っている奈良県商工会議所主催の「新入社員教育講座」。
今年も4/8～4/10までの3日間、開催しました。

◎1日目（働く意識とマナー）
　●目標設定
　　とにかく一生懸命も良いですが、1年後、5年後、10年後、50年後に自分はどうなっていたいのかを
　　決めてそのために自己投資するのも必要。
　 「今年の目標を決めている人？」と聞いたら39名の中で1人だけ手を上げてくれました。
　　5年後はどうなっていたいのかを考えて、マンダラートに記入してもらいました。
　　今後も目標設定の意識は持ってほしいと思います。
　●マナーの５原則（表情・挨拶・身だしなみ・話し方・立居振る舞い）
　　毎年、新入社員が苦手としているのは敬語。今年もワークに記入できない人が結構いました。
　　話慣れること、使い慣れること、周りの先輩たちの言葉遣いを真似ることによって、
　　上達していってほしいと思います。
　●身だしなみ
　　今年は身だしなみについて注意したことが多かったです。
　　・女性は長い髪を纏める
　　・男性はビジネススーツの時は黒・紺・グレーなど濃い色のソックスを履く。アンクルソックスは
　　　履かない
　　・革靴は磨く（仕事に対する意識が靴に現れます）
　　・座った時に足が見えないようなズボンの長さにする　　などなど

◎2日目（ビジネスマナースキル）
　●来客応対
　　「最近1週間以内に急須でお茶を飲んだことがある人？」と聞くと5～6人が手を上げました。　　
　　最近の若い人たちはお茶と言えばペットボトルのお茶と思っている人が多いようです。
　　お客様にお茶を出す場合、たった1杯のお茶でも美味しいと思ってもらうことが大事です。

◎3日目（コミュニケーションとロールプレイ）
　●コミュニケーション
　　実業家のブライアン・トレーシーは
　　「ビジネスでの成功は、10％の知識と90％のコミュニケーション能力である」
　　と言っています。
　　それだけコミュニケーションは重要です。
　　でもコミュニケーションは「会話（話す）だけではありません。
　　「聴く」ことがとても重要です。
　　それをまず意識してコミュニケーションをとってほしいです。

スキルだけではなくマインドも大事。　
自分に責任を引き寄せる。上手く行かないことがあっても、他人のせいにしない。
その中から学ぶことは何か、自分に何ができるのかを常に考える。
そんなマインドが成長に繋がります。

3日間の研修が終わって、皆の輝く顔を見ていると希望を感じます。

　※写真は主催者並びに参加者から了承をいただいてアップしています。